当科では常勤医3人・非常勤医4人で外来診療を行ないます。
担当医の都合によっては急な休診・代診となることがあります。
診療科・部門
産婦人科
診察について
担当医スケジュール
当院の産婦人科への紹介受診の予約につきまして
早急に受診していただくため、産婦人科外来は担当医指定ではなく予約枠の空いている順での予約を原則としています。
ドックや職場健診、自治体の子宮癌検診にて、婦人科疾患の疑いや子宮癌検診の異常所見で二次検査を指示された場合は、紹介ありとして予約できます。
受診時に受診指示書と検査結果を必ず持参してください。
産科について
2024年4月1日より済生会三条病院(以下三条病院)での産科診療機能が当院へ移転しました。
移転準備で一旦休止中の助産師外来や他のサービスなども診療体制が安定してから再開の予定ですが、時期は未定です。
当院で対応可能なハイリスク妊娠の範囲は三条病院と同程度であり、担当医の判断によっては高次施設への転院が必要になります。
骨盤位(逆子)、帝王切開や子宮筋腫核出などの子宮手術既往のある妊娠、双胎妊娠(二羊膜性に限る)は原則として選択帝王切開での分娩となります。
当院にはNICU機能はありませんので、妊娠35週未満で早産となりそうな場合、妊娠37週以降でも当院小児科で管理できない胎児の合併症が見つかった場合はNICUのある高次施設への転院が必要です。出生後の新生児の状態・病状によって転院が必要となることもあります。
県央地域の婦人科クリニックで妊婦健診を行ない、分娩は当院で行なう病診連携も行なっています。当院と各クリニックとの取り決めにより、妊娠診断後にクリニックより分娩予定日や妊娠分娩歴、合併症などの妊娠情報がFAXで当院に送信されます。その後に顔見せ妊婦健診に当院を1回受診していただきます。その後はクリニックで健診を行ない、34週頃より当院での健診となります。このようなシステムになっているのは、クリニックの診療時間外の妊娠異常時に当院で対応できるようにするためです。
県央地域以外の新潟県内・県外からの里帰り分娩をご希望される場合には事前の受診は必要ではありません。ただし当院で対応困難なハイリスク妊娠が里帰り後に判明した場合には急な転院が必要となりますので、合併症やリスクの高い妊娠異常がある場合には事前に健診施設の担当医よりFAX等での情報提供や里帰り可能かの問い合わせをお願いします。
妊娠・分娩には予想外の多量出血で緊急の輸血が必要になることがあります。対応が遅れないように血液型などの情報を電子カルテ上に保存するため、他院で血液型を検査済みでも改めて当院で検査いたします。検査費用負担が生じますがご了承ください。
妊婦健診や外来診察は原則予約制ですが、妊娠中や産後の産科的異常(つわり・出血・腹痛や腹緊感・胎動異常・乳腺炎など)については予約が無くても受診していただけます。病状や受診時間によってはER部門で初期対応となることがあります。
妊婦健診開始前の妊娠初期の診療は婦人科にて行ないます。
市販の妊娠検査薬で陽性と出た場合は、初回より当院を受診していただけます。(紹介状は不要です)
入院中の新生児の定期や異常時の診察は、小児科医師が担当します。病状によっては当院や他施設の担当診療科への早急な受診を進めていきます。
産後ケア入院の受け入れも行っております。分娩3ヶ月後前後までとなりますが、当院以外の施設で出産された方もご利用可能です。
婦人科について
当院の診療は原則紹介制ですが、2024年3月までの三条病院通院中に病状や経過によって当院での婦人科診療継続を指示された患者さん、また医師の指示で定期的もしくは必要時に婦人科診療(診察・検査・処方・注射など)を受けられていました患者さんの中で当院での婦人科診療継続をご希望される方は、当面の間は、紹介状が無くても当院婦人科を受診していただけます。ただし三条病院のカルテ内容を事前に参照する必要があるため、受診予約をお願いします。当院婦人科と三条病院婦人科を交互に受診することはできません。
三条病院の婦人科に受診されたことがあっても担当医より終診を告げられていた場合、自治体の子宮癌検診やドックでの健診を今後は受けるように指示されていた場合、子宮癌検診のみの場合、病状や担当医の判断によっては選定療養費負担の対象になることがあります。婦人科以外の疾患や臓器の異常で当院他科の受診を希望される場合も近隣医療施設からの紹介状が必要になります。
当院の婦人科診療範囲は原則として良性疾患となります。
各種検査で悪性腫瘍や境界悪性腫瘍が強く疑われる場合は、悪性腫瘍に対応できる専門施設を紹介いたします。子宮頸部上皮内癌は当院で治療可能です。良性腫瘍であっても病状・年齢・合併症によっては高次施設をお勧めする場合があります。
手術は病状や年齢、リスクに応じて腹腔鏡下手術・開腹手術・腟式手術・子宮鏡下手術などを選択します。他院では行われていても当院では採用していない術式もあり、ご希望される場合は実施施設を紹介します。
子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓療法(UAE)も実施可能です。治療適応となるかどうかは筋腫の大きさや数によります。
放射線科医師が施術を担当します。
当院では生殖補助医療(不妊治療)は行なっていません。ただし不妊治療専門施設からの依頼での注射や検査はお受けいたします。当院通院中の方で不妊症の検査が必要となった場合は一部の検査や治療は可能ですが、本格的な治療は不妊治療専門施設をお勧めします。
以下の場合で予約外の受診を希望される場合は診療時間内にお電話でお問合せください。
主な診療内容
当科では常勤医3人・非常勤医4人で外来診療を行ないます。
担当医の都合によっては急な休診・代診となることがあります。
時間帯や曜日によって担当医が交代します。非常勤医師が担当することもあります。
産科手術・婦人科手術ともに病状・リスク・各医師の経験数などから入院担当医や執刀医を決定するため、術前の外来での担当医とは異なることがあります。また時間外の緊急時には非常勤医の執刀となることもあります。
医師のご紹介
日本産科婦人科学会 専門医、指導医
日本産科婦人科内視鏡学会
日本性感染症学会
母体保護法指定医師
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
日本産科婦人科内視鏡学会 技術認定医(腹腔鏡)
日本産科婦人科学会 専門医